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SOLUTION REPORT
ソリューションレポート

長野県初! 水平リサイクルを実現した【最大16トン/h】廃石膏ボード処理プラント

NO.39

廃石膏ボードリサイクルプラント

長野県塩尻市F社

F社様は、創立以来、産業廃棄物のリサイクルを積極的に推進し、資源循環社会の実現に貢献されてきました。収集運搬・処分・リサイクルまでを一貫して担い、グループ各社の強みを活かしながら、中間処理にとどまらない「総合リサイクル事業」を展開しています。
特に、解体現場などで発生する多様な産業廃棄物に対し、収集から再資源化までワンストップで対応できる総合力が特長で、廃棄物ごとに最適かつ適正な処理・リサイクルを実現されています。
多様な産業廃棄物を収集から再資源化まで一貫して適正処理できる体制をさらに強化するため、今回弊社がご提案した「廃石膏ボード処理施設」をご採用いただきました。

ご依頼の背景

これまで受け入れた廃石膏ボードは、端材のまま石膏ボードメーカーへ納入するほか、破砕して得られた石膏粉を自社の改良土として再利用し、分離された紙片はRPF(固形燃料)として活用するなど、主にサーマルリサイクルとして処理されていました。

しかし、設備導入により、分離された石膏粉は石膏ボードメーカーへ、紙片は製紙会社へ納入することが可能となり、これまでのサーマルリサイクルからマテリアルリサイクル(水平リサイクル)へと転換。環境負荷の低減とサーキュラーエコノミーの推進に寄与できる体制が整いました。

さらに、従来は処分費を支払って納入していた廃石膏ボードを自社で分離処理できるようになったことで、有価物として活用できる点も、導入の大きな背景となっています。

人員面での課題解決

通常、廃石膏ボードの処理には、投入オペレーター1名、手選別に2~3名、分離後の石膏粉と紙片の搬出に1名と、合計5名程度の人員が必要とされます。しかし本設備では、選別工程を機械が担うことで、投入オペレーターが分離後の石膏粉・紙片の管理まで行うことが可能となり、1名での効率的な稼働を実現。人員負担の大幅な軽減にもつながっています。

現場を変える石膏ボード分離機「ターボセパレーター」、注目の4ポイント

ターボセパレーターは、設備の中核を担う石膏分離機であり、廃石膏ボードから石膏粉と紙を高精度に分離する役割を果たします。本機器の導入により、リサイクル工程の効率化と資源化率の向上が実現されています。

ポイント①【異物に強い堅牢設計】
金属片や軽天材などの異物が混入しても安定して処理できる構造を備えており、現場で発生する多様な廃材に対応可能です。米国Scott Equipment社製ならではの信頼性ある設計により、長期運用にも耐える堅牢性を確保しています。
ポイント②【大量処理が可能な高性能モデル】
最大16t/hの大量の廃石膏ボードを処理できる能力を有しており、現場全体の回転率向上に寄与します。
ポイント③【分離精度を支える構造設計】
パドルの角度や回転数、スクリーン部のふるい機能など、細部まで調整可能な設計により、分離効率の最大化と製品品質の安定化を図ることができます。
ポイント④【簡易メンテナンス性】
機械の両側にある点検扉から容易に内部にアクセスでき、パドルの角度調整やスクリーン交換もスムーズに行えます。構造上、消耗部品が少ない点も特長で、長期間にわたり安定した稼働が期待できます。

廃石膏ボードのリサイクルにおいて、ターボセパレーターは「異物に強く」「大量処理が可能」な機器として、資源循環の促進と最終処分量の削減に大きく貢献します。

今後に向けたお客様の声

「16t/hという大量処理が可能な設備のため、ヤードに溜まった廃石膏ボードもあっという間に処理することができ、満足しています。
また、解体系石膏ボードを処理する上で異物の混入は避けられませんが、この設備を導入したことで異物への不安が軽減され、安定稼働ができています。
 当社のお客様からは、「フロンティア・スピリットE・P・Sに廃石膏ボードを持ち込めば、廃棄物となった石膏ボードがまた新たな石膏ボードに生まれ変わる」というご認識を持っていただけるようになり、当社の事業がサーキュラーエコノミーに貢献しているということを強く実感するようになりました。
 今後は自社解体で発生する廃石膏ボードだけでなく、取引先各社様からの受入を拡大していく予定です。
 廃石膏ボードの水平リサイクルは長野県で初の取り組みであり、今後も“持続型資源循環社会の実現”に向けて、よりいっそう邁進していきたいと思います。」





製品の詳細については
こちらからお問い合わせください。

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