最新鋭の「一軸破砕機ポラリス2200」が効果的かつ効率的にRPF原料を大量破砕!
NO.20
「一軸破砕機ポラリス2200」
千葉県白井市 M社
1974年に創業されたM社様は、リサイクルは「離再来(離れて再び戻ってくる)」という願いを込め、日々、産業廃棄物の収集運搬からリサイクルまでを事業とし、循環型社会の創造に貢献されています。

セーフティークラッチシステムが異物の混入による刃の破損を未然に防ぐ
本プロジェクトは、2013年5月に竣工した「エコ・ファクトリー神々廻の森」における、RPF製造能力の増強を目的とし、1日当たり30トンの破砕およびRPF製造を可能にしました。
今回導入した「一軸破砕機ポラリス2200」の最大の特徴は、異物の混入に強い耐久性。
従来の“異物に弱い”という一軸破砕機のデメリットを覆す、画期的システムが搭載されています。ベルト駆動を採用し、減速機は搭載されていません。そのため、異物が混入し、減速機が壊れるという心配はありません。

異物混入時フロー
- 1.異物混入時にベルトが滑る
- 2.ベルトが滑ると同時に、スピードセンサーにてクラッチの異常を感知
- 3.インバーターの働きにより逆電流を流し、速ブレーキを作動
異物の除去や刃の交換も容易なメンテナンス性
その結果、不意に異物が混入した場合にも、機械は壊れることなく安定稼働が可能となります。破砕後の排出サイズは50mm<90%となっているため、RPF製造にも最適な状態で、材料供給を可能にしています。今後、品質が良いAグレードのRPF(塩素含有率3000ppm以下)、Bグレードのフラフ燃料、ケミカルリサイクル向けの容器包装プラ残渣を製造していく計画を持たれています。

異物の混入に強い耐久性

容易なメンテナンス性