世界のトップメーカーの技術を結集
循環型社会を支える最先端のリサイクルプラント
NO.40
混合廃棄物破砕選別プラント
愛知県大口町 A社様
2009年より、廃棄物を新たな資源へと循環させるサーマルリサイクル事業に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて歩み続けてきたA社様。
フラフ燃料の製造を通じて環境負荷の低減と資源の有効活用を推進する中、さらなる事業成長と製造体制の強化を見据え、新たな設備導入を決定されました。今回、リョーシンがプラントエンジニアリングを担当し、最大処理能力7t/hの混合廃棄物破砕・選別プラントを導入。
処理能力の向上に加え、多様な廃棄物への対応を可能とする設備として、新たな製造体制の構築を目指しました。
ご依頼の背景
A社様では、従来のプラントに異物を事前に除去する選別機能がなく、受け入れ可能な廃棄物量に制限がありました。
また、混合廃棄物の多くを二次処理業者へ委託しており、処理コストの削減と資源の有効活用が課題となっていました。
さらに、日量50tを超える混合廃棄物を人力で選別するには、多くの人員と時間が必要となり、作業負担も大きくなっていました。
そこで、これらの課題を解決するため、混合廃棄物破砕・選別プラントを導入。
本設備により、
・異物混入廃棄物の受入基準を拡大
・7t/hの大量処理を安定化
・高精度な破砕・選別を実現
・省人化による作業負担を軽減
したことで、安定したプラント運用に貢献しています。
破砕選別プラントのここが凄い!
1. 世界水準の選別・破砕技術を導入した高性能プラント
新たに稼働を開始した破砕選別プラントは、世界のトップメーカーの技技術を結集した高性能な処理機械を備えています。
イタリア・Forrec社の二軸粗破砕機をはじめ、オーストリア・Binder社の振動ふるい機、オランダ・NIHOT社の風力選別機、オーストリア・リンドナー社の一軸破砕機などに加え、世界で13,000システムの導入実績があるスウェーデン・Firefly社の防火・消火設備も新たに導入されました。
1⃣ 1次破砕:二軸粗破砕機 フォレック2000
混合廃棄物を150mmまで粗破砕、後工程の選別精度を高めます。土や砂が混入した廃棄物にも対応可能。
2⃣ 粒度選別:振動ふるい機 ビビテックKRL/EDS 1300×4
目詰まりしないスクリーンが特徴のふるい機。細粒物を効率よく除去し、次工程の風力選別の精度を支えます。
3⃣ 比重選別:風力選別機 ニホットSDS-1200
軽量物(紙・繊維くず、木くず)と重量物(がれき、金属、塩ビ管など)に選別。燃料化に適した材料を効率よく回収します。
4⃣ 2次破砕:一軸破砕機 リンドナーKomet1800
選別された軽量物を、燃料として最適な製品サイズまで均一に破砕。品質の安定したフラフ燃料に仕上げます。
5⃣ 防火・消火システム:Firefly MD(マルチディテクター)/FD(フレイムディテクター)
火花・熱源・炎を検知し、最短0.3秒で反応! ミスト噴霧により水損を最小限に抑え、プラントの安全・安定操業を支えます。
Firefly検知器
Firefly噴霧の様子
プラント導入後の効果&今後に向けたお客様の声
「新プラントの導入により、これまで課題となっていた処理能力が大幅に向上し、より多くの混合廃棄物を受け入れられる体制を構築することができました。また、これまで二次処理を委託していた混合廃棄物の燃料化が可能になったことで、二次処理費用の削減にもつながっています。さらに、自動化された破砕・選別ラインの導入により、安定した操業体制を維持しながら、生産性の向上を実現することができました。今後は、新プラントの能力を最大限に活かすため、二交代制での操業も視野に入れ、さらなる処理量の拡大と循環型社会への貢献を目指していきます。」
これからも、A社様の設備安定稼働とさらなる生産性向上を支えるよう努力してまいります。
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