業務効率と環境負荷低減の
両立を目指し、
電動油圧式の移動式破砕機を導入
NO.37
ウラコー4000EK
福岡県北九州市 N社様
N社様は、福岡県を中心に九州、西日本まで広域に収集を行い、中間処理まで一貫対応する「廃棄物総合マネジメント業」を展開されています。高効率な再資源化設備を活用し、環境負荷の低減とゼロエミッションの実現を目指されています。
熊本県の積み替え・保管・輸送を行う物流拠点に加え、新たに佐賀県に積替保管施設「神埼BASE」を新設されました。
今回N社様には、弊社がご提案した移動式破砕機「ウラコー4000EK」をご導入いただきました。
ご依頼の背景
N社様では、これまでヨーロッパ製の一軸エンジン式破砕機をご使用されていましたが、エンジンメンテナンスに多大な費用がかかるほか、高速回転型一軸構造ゆえに異物混入による故障が頻発し、保守・修理に膨大なコストを要するなど、運用面で多くの課題を抱えておられました。
さらに、処理能力にも限界があり、破砕できない対象物が多く、業務効率の面でも改善を求めている状況でした。
このような背景から、N社様では新たに電動モーター油圧式破砕機の導入を希望されました。
加えて、破砕対象物の幅広さや異物混入時の安定稼働、処理能力の高さを重視された結果、弊社がご提案した移動式破砕機をご採用いただくこととなりました。
ウラコー4000EKのここが凄い!
リンドナー社のウラコー4000EKは、
高効率・高耐久・多用途対応を兼ね備えた電動式破砕機です。
「Everything Electronic(すべて電動で)」をコンセプトに、
250kWモーターによる強力な破砕性能と、柔軟な移動性を両立しています。
破砕前
破砕後
特長
・ 2000㎜のロング破砕シャフトで、大型廃棄物も確実に処理
・ 拡張設計された破砕室により、投入材料の噛み込み性能が向上
・ カッティングユニットの交換が3時間以内で可能
・ 破砕室下部に容易にアクセスできるスカイフラップ機構により、
縦抜け防止カバーの交換が容易
・ 油圧駆動のエネルギー効率が最大12%向上
・ 制御ソフトの最適化、大容量ポンプ+低回転モーターによる静音・省エネ設計
・ メンテンナンスドアが大きく、メンテナンス作業もスムーズ
今回ご採用いただいた、電動モータータイプの「ウラコー4000EK」は、
時間あたり最大40トン破砕可能。
用途に応じて電動モーター式、もしくはディーゼルエンジン式の選択が可能です。
ウラコー4000EK導入後の効果
&今後に向けたお客様の声
「当社ではSBT(科学的根拠に基づく温室効果ガス削減目標)に取り組む中で、破砕機の電動式への切り替えを進めました。結果として、以前使っていた機種と比べて処理能力が大幅に向上し、作業時間は約半分に短縮。さらに、メンテナンス費用も半減し、また、異物への耐性が高いためダウンタイムがほぼゼロになりました。
燃料面でも、軽油使用時と比べて電力コストが非常に安価で、ランニングコスト全体が大きく低減しています。環境負荷の低減と、業務効率の両立が実現でき、非常に満足しています。」
以上のようなご感想を、お客様よりいただいております。
今後ともN社様にご満足いただけるよう、日々努力してまいります。
製品の詳細については
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