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2024.4.23

移動式破砕機の常識を覆す処理能力と稼働性|リンドナー 移動式破砕機 ウラコー95/75

コラム

破砕機メーカーとして、世界100ヵ国以上のユーザーの要望に応え、確固たる地位を築くリンドナー。
今回はそのリンドナーが、今最も力を入れている移動式破砕機についてご紹介いたします。
移動式破砕機の日本国内使用には気をつけるポイントもあるため、そちらについてもご説明いたします。

リンドナーとは

リンドナー社は、オーストリアに本社をもつ破砕機メーカーであり、1948年の創業以来70年以上、破砕技術の開発に取り組む、破砕機業界のリーディングカンパニーです。

アメリカ、イギリス、中国などをはじめとした世界の100カ国以上に対し、5,000台を超える販売実績を持っており、世界各国のユーザーの声を受け、日夜多くの研究費用をかけて開発を行っています。
もちろん、日本でも販売実績があり、現在は300台以上が納入されています。

移動式破砕機とは

移動式破砕機とはその名前の通り、移動可能な破砕機のことを指します。

移動式破砕機は自走式のものや牽引して使用するものがあり、場所を変えながら、処理を行えるというメリットがあります。

稼働するための電力はエンジンで作り出せるため、電線に接続する必要がありません。場所にとらわれず破砕することができるのも移動式破砕機の特徴です。

世界でのニーズの高まり

近年リンドナーの移動式破砕機の需要は世界中で高まっており、特にアジア各国に多く導入されています。
高い処理能力に加え、地盤の弱い場所や最終処分場でも自由に自走可能であること、現地に持ち込んで処理する事で、そのまま次の持ち込み先へ出荷し、収集の手間が省けることが、多くの処理業者のニーズを掴んでいると考えられます。

移動式破砕機ウラコーの特長

移動式破砕機ウラコーの最大の特長は、何と言っても「移動式破砕機の常識を覆す処理能力と稼働性」だと言えます。

パワフルなエンジンと堅牢なデザインで設計されたウラコーは、処理効率の良い同期性シャフトを2本搭載することと、シャーシを最大限長く設計することで、破砕困難物の処理と大量処理という相反する破砕処理の実現を可能にしています。
破砕困難物では、建設系の廃棄物はもちろん、エンジンを取り除いた自動車やアルミホイル、切り株、樹脂をしみ込ませた枕木なども破砕が可能となっています。
処理量もとにかく多いの一言、従来の破砕処理時間を大幅に短縮することができます。
処理量のさは文字では表せませんのでご興味のある方は是非動画でその処理量を確認してみて下さい。

ウラコーの構成は、可動式ホッパー、破砕室、高速搬送コンベヤ、磁力選別機、移動用キャタピラが全て本体に備わっています。
可動式ホッパーは効率的に投入ができるよう、引っかかりが発生しないように工夫されています、またキャタピラは軟弱地盤や凹凸路面などの悪路でも移動できるよう強いトルクを備えるなど、移動先でトラブルが発生しない為の工夫が随所に施されています。

機械は無線式のリモコンで操作が可能です、操作する本人が破砕機の周りを確認しながら操作ができますので、安全を確保するのに最適です。
移動、破砕の開始停止、ホッパーの操作まですべて遠隔で行うことができ、その操作も間違いが発生しない様分かりやすく、簡単な設計になっています。

メンテナンス性とランニングコストの低さといった点においても非常に優れています、破砕刃や破砕室は高い耐摩耗性を備え、交換も短時間で容易にできる設計が施されています。

同期性シャフト搭載

専用のコントローラーで遠隔操作が可能

日本での使用方法

移動式破砕機は先述した通り、アジアでニーズが高まり凄い勢いで導入が進んでいる人気商品です。
ただし、皆さまよくご存じの通り日本では「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、廃棄物を処理する際には移動式破砕機の導入が叶わない事例が多く、実際国内の移動式破砕機の利用用途の多くは、有価のスクラップ、専ら物、自社発生物などの廃掃法に関わらない導入実績が多いです。

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」は廃棄物に関わることすべてに対する法規であり、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることを目的としています。
その中の破砕機に関わる記述に、破砕機が周辺の生活環境に与える影響を鑑みて、処理業者の敷地内であっても自由に移動できない場合があることが明示されています。
具体的に読み解きますと、工場内であっても破砕機の位置が変われば騒音振動の発生源が移動する事になり、許可申請する際に提出が必要となるアセスメント(環境影響調査)の報告書とは条件が変わり、工場周辺への環境影響(騒音や振動)が変わるため、移動してはならないと定義されています。
ただ、近年では工場内を移動しながら使用したい、一次側電源を用意できない土地のためエンジン式の破砕機が欲しい、災害時に持ち出して現場で移動しながら震災ごみを処理できるように準備しておきたい、などのご要望により、実際に導入が認められたケースもあり、全く可能性がないという事はありません。
多くのケースでは、敷地が大きく敷地境界線まで距離がある場合や、アセスメントの段階で工場内で移動する事を前提に条件の最も悪い(敷地境界線に最も近い)位置で計算し敷地境界線で規程値以下の騒音振動に抑える事で申請が通る事もあります。
最終的には管轄するお役所の判断とはなりますが、移動式破砕機を導入されたい方にはチャレンジする価値はあると思います。

移動式破砕機ウラコーをもっと詳細に知る方法

カタログ

カタログでは、ウラコー95、ウラコー75の2タイプに分けて、詳細な説明を記載しております。サイズや処理性能を詳しく知りたい方はぜひ、資料請求からお求めください。

YouTube動画

YouTubeでは、ウラコーを実際に使用している現場を紹介しております。破砕物は、伐根、混合廃棄物、自動車等様々ございますので、お客様が破砕を検討しているものをお探しください。

伐根の破砕

混合廃棄物の破砕

自動車の破砕

デモセンター

弊社に実機が導入予定です。過去に導入いただいたお客様の会社にお伺いし、実際に実機を見ることも可能です。ただし、稼働状況によって、難しいタイミングもありますので、ご希望の方は早めにご連絡をいただけますと幸いです。

まとめ

いかがだったでしょうか。移動式破砕機の常識を覆す処理能力と稼働性を誇る、ウラコー移動式破砕機は世界的に需要の高い商品となっており、移動式破砕機をご検討する方にはぜひ知っておいていただきたいものとなっております。

ただし、日本での使用には、廃掃法に準じ許可申請を適正にクリアする必要があります。
ハードルは高いですが、日本国内でも地方自治体の認可が降りたことで、移動式破砕機のスペックを最大限に生かした利用がかなったケースもございます。
ご検討の際は気軽にリョーシンにご相談ください。

製品の詳細については
こちらからお問い合わせください。