マテリアルリサイクルにおいて、再生プラスチックの品質を左右する最大のポイントが「洗浄工程」です。
異物・砂・ガラス片・油分・臭気などをどこまで除去できるかによって、再生ペレットの価値は大きく変わります。
今回は、リンドナーウォッシュテック社の洗浄ラインの中核を担う ラフター(前洗浄機) と 、先週東京ビッグサイトで開催された環境展でも展示したツイスター(摩擦洗浄機) をご紹介します。
2機種ともにウォッシュテック独自の特許機であり、比類のない性能を発揮します。
洗浄工程が重要な理由
再生プラスチック市場では、単に「洗える」だけでは評価されません。
求められているのは、品質を安定して揃えられる洗浄ラインです。
たとえば、再生材を自動車・日用品・容器用途などへ展開するには、
・砂やガラス片などの異物除去
・汚れや油分の除去
・臭気の低減
が必要になります。
そのため、洗浄工程は単なる前処理ではなく、製品品質そのものを決める重要工程となっています。
リンドナーウォッシュテックでは、こうした課題に対し、工程ごとに役割を分けた高性能な洗浄ラインを提案しています。
ラフターの特徴|前洗浄+選別を同時にこなす特許機
ラフターは、ツイスターの前段に配置される前洗浄機です。
ウォッシュテック独自の特許機であり、他社に類似機はほとんどありません。
イメージとしては、手洗いの最初の工程です。
水で濡らして初期洗浄を行います。
この役割を担っています。
投入される廃プラスチックには、
・砂
・ガラス片
・金属片
・細かな異物
などが含まれていることが多く、これらが後段の高速洗浄機に入ると摩耗や故障の原因になります。
ラフターでは、水流を活用しながら、
・軽いものは浮かせる
・重いものは沈めて排出する
という比重差選別も同時に行います。
つまりラフターは、
洗浄機であり、選別機でもあるという非常に合理的な機械です。
さらに、使用する水は循環水が中心のため、大量の工業用水を必要としません。
ツイスターの特徴|高品質再生プラスチックをつくる“洗浄の要”
ツイスターは、洗浄ラインの中核となる摩擦洗浄機です。
役割はシンプルで、こすって落とすこと。
内部には高速ローターが搭載されており、その回転数はなんと約1,000rpm。
一般的な高速破砕機でも300rpm程度と言われる中、非常に高い回転性能を持っています。
ローターには斜めに配置されたパドルが取り付けられており、投入されたプラスチックをさまざまな方向へ動かしながら、
・材料同士をぶつける
・摩擦させる
・水とともに洗い流す
という動きをわずか数秒で行います。
材料は内部に入ってから、約2秒程度で洗浄されて排出されます。
この強力な摩擦洗浄こそが、
・バージン材に近い品質
・高純度な再生ペレット
・高付加価値用途への展開
を可能にしています。
ラフターとツイスターは“セットで真価を発揮する”
この2機種の最大の強みは、お互いの弱点を補完し合う設計にあります。
ラフターが、
・砂やガラス片を除去
・粗い汚れを落とす
・比重差選別を行う
ことで、ツイスターへの負荷を大幅に軽減します。
そのうえでツイスターが、細かな汚れ・付着物を徹底洗浄する。
つまり、ラフターが守り、ツイスターが仕上げる
この連携によって、高品質かつ高効率な洗浄ラインが成立しています
処理能力でも他社と大きな差
性能面でも、ウォッシュテックのラインは高く評価されています。
たとえばLDPEフィルムでは、1時間あたり2.5トン
硬質プラスチック(HDPE・PP)では、1時間あたり3.5トン
という高い処理能力を実現しています。
一方、一般的な海外メーカーでは、1時間あたり1トン前後というケースも少なくありません。
つまり、
・高品質
・高能力
・安定稼働
を1台ごとの機械性能で実現している点が、リンドナーウォッシュテックの大きな強みです。
まとめ|洗浄力が、これからの競争力になる
再生プラスチック市場では今後、品質の安定化や高付加価値用途への対応、バージン材代替がますます求められていきます。
その中で、洗浄工程は単なる前処理ではなく、再生プラスチックの価値を決める競争力そのものです。
リンドナーウォッシュテックのラフターとツイスターは、その中心を担う設備です。
高品質な再生プラスチック製造をご検討中の方は、ぜひリョーシンまでご相談ください。
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